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「ヴァレンタインデイ・ホワイトデイ2」

「ヴァレンタインデイ・ホワイトデイ2」 ミロ×氷河
(前後でもよかったかもorz一応、中編カテゴリに入れていますorz)

続きへ。
BL苦手な方は開かないで下さいね・・・。
ミロ15

「ヴァレンタインデイ・ホワイトデイ2」

「明日何処行きたい?」
ソファで紅茶を飲みながらミロが氷河に聞くと、氷河が珍しく即答した。
「ホワイトデーだから、お返し買いに行きたい」
そう言えばヴァレンタインの次の日はカミュと遅くに帰って来て、マリアにチョコレートとニットを貰ったと嬉しそうに言っていたのをミロは思いだした。
あれだけ寂しそうにしてたんだからまあいいか、とも思ったのも思い出した。
カミュにマフラーを貰ったと言ったのにはむっとはしたが良かったな、と言っておいた。

土曜日、氷河はシャツにマリアから貰ったニットを着て、嬉しそうにしている。
ミロはそんな氷河をじっと見て、氷河の腕を引っ張った。
「?」
寝室に連れ込んで氷河の腕を引っ張ったままベッドに寝転がると、氷河も引っ張られてミロの隣に倒れ込んだ。
「ホワイトデーのお返し、明日にしよ」
氷河を引き寄せて、ミロは氷河の白い首筋に強くキスをする。
「ミロ?」
「マリアならちょっと遅れても許してくれるだろ」
氷河のシャツに手を滑り込ませれば、氷河がミロの手首を掴んだ。
「カミュは絶対ホワイトデーにねって言ってたよ」
ミロは手を滑らせながら氷河を見下ろした。
「や……!」
「やじゃない、カミュには返さなくていいだろ」
「ん……!」
何か言いかけた氷河の口を塞いで舌を絡ませる。
ジーンズも脱がせてしまって、ミロは氷河の腰を引き寄せた。
「ミロ、や……!」
「ホワイトデーのお返しを探しに行くよりお前とこうしてる方がいい」
氷河の弱いところをを刺激して、時々噛みつくようなキスをする。
「ん……! ミロ、もう、やだ……」
氷河の中心を焦らす様に刺激した後は、敏感になった胸を舌先で舐め時々歯を立てる。
甘い吐息を吐く氷河を見て、ミロは氷河の両膝に手を掛け、侵入する。
「ん……!」

「カミュには返さなくていい」
ミロが言えば、腕の中から氷河がミロを見上げた。
「カミュと喧嘩したの?」
ミロは氷河の頬を抓る。
「お前のこと好きだって言ってる相手に返す必要はないって言ってる、解らないやつだな」
「……友達だから、好きだよ」
氷河の頬を離し、ミロは氷河を押さえつける。
「友達なんて、何時だって恋人になりえるストックだろう」
「そんな事思ってないよ。ミロ、や……!」
ミロは氷河の片足を持ち上げ、もう一度氷河の中に侵入する。
「や……! ミロ……!」
さっきよりさらに甘さを増した氷河の声を聞きながら、ミロは氷河を抱いた。
「解らずや」
ミロに擦り寄って眠る氷河の頬を軽くつねって、ミロは氷河にキスをした。
腹立たしかったのは、カミュが見立てたマフラーが、氷河にひどく似合っていたこと。

翌日、出掛けた雑貨屋で、氷河はいろいろ楽しそうに見ている。
「マフラーはもうあったかくなるからいらないかなぁ?」
ミロを見上げた氷河の首にミロは腕を掛ける。
「解らないやつだな、カミュには返さなくていいって言ってるだろう」
「じゃ、ハンカチにする」
氷河は手にしたマフラーを元に戻して、ミロの言葉を流して、ミロの腕を引っ張ってハンカチコーナーに行く。
氷河が何枚も可愛らしいハンカチを選んでいるので、ミロは首を傾げた。
「マリアにそんなにやってどうする、そんなに何枚もやるんならストールとか」
氷河は真剣に選ぶ手を止めてミロを見上げた。
「マリアから、マリアの友達からだって、チョコレート貰ったんだよ」
時々マリアの店を手伝ったりしている氷河は、マリアの友達とはすっかり顔見知りだ。
中には店員でミロの知らない知り合いだって多い。
「……お前、何人に貰ったんだよ?」
「うーん、二十人くらいかなぁ?」
首を傾げた氷河の頭をミロは軽く叩いた。
「充分貰ってるじゃねーか」
「うん?」
氷河は頭をさすりながら首を傾げた。

結局雑貨屋で山のようにハンカチを買い込み、大きな袋を抱えて店を出た所で、氷河が思い出したように言った。
「カミュが、ホワイトデーに間に合わなかったらカミュが行きたい所を選ぶから付き合っってもらうよって言われたから、帰ったらカミュと出掛けて来るね」
「ちょっと待て、お前は人の話を聞いてないのか」
氷河は首を横に振りながら答えた。
「カミュ、友達だもん」
「本当に解らないやつだな、お前は」
文句を言いながら車に乗り込み、ミロはエンジンを掛けた。

マンションの駐車場につくと、カミュが車に寄り掛かって氷河に手を振った。
「そろそろ帰って来る頃かな、と想って。約束、覚えてるよね? 氷河?」
「うん、間に合わなくてごめんね。カミュ、行きたい所沢山あるの?」
「そうだね」
ミロの車から降りた氷河を、抱えていた荷物ごと助手席に急かす様にのせてドアを閉め、カミュは不機嫌なミロを見て少し笑った。
「一番行きたい所はホテルなんだけど。」
「お前な」
ミロが睨んでもカミュは続ける。
「たまには外でも飲みたいけど、氷河お酒弱かったね」
「飲ますなよ」
カミュは助手席で大人しく待っている氷河をちらりと見た。
「友達なんて、何時だって恋人になりえるストックだろう?」
「手ぇ出すなよ」
運転席に回りながらカミュが笑った。
「どうだろう?」
カミュはすい、と運転席に乗り込み、エンジンをかけ、氷河はミロに手を振った。
ミロは溜息を吐きながら、片方の手を挙げた。

END

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