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「呪文。」

一緒に暮らして何年か経った頃くらい。
「呪文。」ミロ×氷河

続きへ。
BL苦手な方は開かないで下さいね・・・。
ミロ氷河13
何時かお前が
俺のことを好きじゃないなんて言い出したら
俺はお前を
閉じ込めてしまうんじゃないかと想う

「呪文。」

「あ……! や……!」
「相変わらず声出そうとしないな、声出せよ」
首を横に振る氷河を見て、ミロは細い腰を引き寄せて刺激を強くした。
「ん……!」
それでも声を殺す氷河を見下ろして、ミロはサイドテーヴルに置いたブランデーの瓶を片手でとり、コルクをくわえて抜くと、口に含んで氷河にキスをして舌を割り込ませた。
仰向けの氷河は、肩を叩いてもミロが唇を離さないものだから口に移されたブランデーを飲み込むしかなくなる。
氷河が飲み込めばミロはブランデーを口に含んで氷河に口づける。
一度目は抵抗したが、氷河は諦めて口移しにブランデーを何回か飲んだ。
ミロがブランデーを持って入って来た時から嫌な予感はしていた。
喉の奥が熱くなって、少しずつ身体が熱を帯びる。
大人しくしている氷河にミロはキスをして少し笑うと、細い首筋に唇を滑らせた。
「ん……! やめ……!」
氷河はミロの肩を掴むけれど、もう力がうまく入らない。
ミロは繋げた身体をゆっくりと揺らして氷河の様子を見る。
「やめ……!」
氷河が酒に弱いのも知っている、感度が上がるのも知っている。
何とか腕の中から逃げようとする氷河の腰をもう一度引き寄せてミロは次第に刺激を強くする。
「や……! あ! や……!」
甘い声が普段より漏れやすくなった氷河をミロは刺激する。
「ミロ! やめ……!」
「やめたら困るだろう?」
ミロの腕を力なく掴む氷河を見下ろしてミロは笑う。
「ん……! や……!」
浅く刺激すれば氷河の甘い声は少し苦しそうになる。
「焦らすだけでも嫌なんだろう」
「や……」
首を床に振る氷河に、ミロは身体を屈めてキスをする。
「もっと強く?」
「あ!」
深く腰を埋めれば氷河がひどく甘い声を上げる。
「あ! あ!」
強く瞳を閉じる氷河の頬を撫で、ミロは氷河を今度はうつ伏せにする。
「やだ! ミロ!」
そう言っても甘い声は殺せない。

ミロの腕の中で大きく息をする氷河の額にキスをして、ミロは上半身を起こした。
「水持って来てやるよ」
ベッドから降りようと身体の向きを変えれば、くい、と氷河がミロの腕を掴んだ。
振り返ったミロは困ったように笑う。
「喉、からからだろ?」
首を横に振ってじっとミロを見上げる氷河に、ミロはキスをする。
「別にどこに行くわけでもないだろ」
氷河の頭をくしゃくしゃにして、ミロはベッドを降りた。
冷蔵庫の前で、ミロは大きく息を吐いて軽く頭を振った。
ミロを見上げる綺麗な青い瞳が何を言って欲しいかくらいは解る。
ミネラルウォーターを二本取り出して、ミロは寝室へ向かった。
「ほら」
薄い毛布を肩まで引き上げた氷河の頬にペットボトルを当て、ミロも毛布に滑り込む。
「ああ、力入らないんだな」
手を伸ばした氷河に差し出したペットボトルのふたを開け、ミロは氷河が掴めるか確かめてから手を離した。
氷河はころん、と身体を転がして、うつ伏せで片方の腕を支えにミネラルウォーターを一気に飲んだ。
三分の一ほど残してサイドテーヴルに置くと、氷河は身体をミロの方に向けて毛布にくるまってじっとミロを見詰めた。
「何だよ」
「ミロ、ぼくの事、好き?」
氷河に言われて、ミロは頬杖をついて氷河の方へ手を伸ばして頭をくしゃくしゃにして笑う。
「嘘でもいいんなら言ってやる」
ミロの指の間から、青い綺麗な瞳が見える。
「言ってやろうか?」
「……おやすみなさい」
氷河は身体の向きを変えてミロの手から逃れた。
背中を向けた氷河を少しの間見詰めて、ミロは氷河を引き寄せた。
「じゃ、お前は? 俺のこと好きだって言えよ」
「……」
黙ったままの氷河の耳たぶを軽く噛んで、ミロは身体を起こして氷河を押さえつけて見下ろした。
「……お前は、俺のだろう?」
氷河はミロを軽く睨んでふい、と瞳をそらした。
「ミロ! もうやだ!」
氷河の両膝を開いておれば、氷河がミロの方へ瞳を向けた。
「好きだって言ったら許してやる」
ミロが笑えば、氷河は瞳を伏せた。
「……好き」
小さな切ない声を聞いて、ミロは氷河の押さえ付けていた脚を離して、ベッドに身体を倒して氷河を抱き締めた。
「……お前は、俺のだろう? ずっと」
ミロの腕の中で大人しくしている氷河の耳元にキスをして、ミロは呪文でも唱えるように繰り返す。
「ん……!」
頷きも返事もしない氷河にキスをして、ミロは舌を絡ませる。
「あ……」
一瞬唇を離し、ミロは合わさる角度を変えてもう一度舌を絡ませる。
「お前は、俺のだよ」
唇を離してミロが抱き締めれば、氷河は息をついてミロの腕の中で瞳を閉じた。
疲れたのも酔いも手伝ってか、氷河は静かな寝息を立て始めた。
ミロは腕の中で眠る氷河にキスをして、随分伸びた氷河の髪を一束手に取って滑らせてみた。
「いい加減、言わないのも限界かな」
ミロは苦笑いをして、もう一度氷河にキスをした。

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