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「いただきます。」

べたべたなミロがいい、の話で、ちょっと練習。
「いただきます。」
ただやってるだけだけど。
べたべたミロと氷河のなれ初めは暗いから、その後。

氷河22の

「いただきます。」

氷河はあまり髪を拭かない。
今も、ミロの隣でまだしずくが零れる髪をそのままに、バスタオルを軽くたたんでいる。
ミロは氷河の手からバスタオルを取り上げると、頭を覆ってもみくちゃにした。
「お前は俺より髪が短いのに髪を拭かないな。」
バスタオルの間から顔を出した氷河は、不思議そうにミロを見詰めた。
自覚もないらしい氷河を抱き上げて、ミロは寝室に向かった。
ぽん、とべっどに放り下ろされて、氷河は上半身だけ起こして間近のミロの瞳を見詰めた。
「濡れたままの髪でいられると、どうぞ食べて下さいって、誘われてるような気になる。」
「食べる・・・?」
首を傾げた氷河に、ミロは笑う。
「髪、別に拭かなくてもいいけどな。ちょっと雰囲気も違って見える。」
とん、と肩を押さえつけられ、キスをされ、氷河はミロの腕に手を伸ばした。
「枕、濡れるから髪拭く・・・。」
「今更だな。大人しく食べられろ。」
ミロは唇を合わせ舌を絡ませる。
「ん・・・!」
ゆっくり唇を離すと、白い首筋に軽くキスをし、舌を滑らせる。
びくり、とした氷河は唇を噛んで声を殺した。
「声出せよ、別に誰に聞こえるわけでもないし。」
「ん・・・。」
ミロに指先で唇をなぞられ、氷河は薄く口を開け、甘い吐息を漏らす。
「感じやすいよな。」
「あ!」
ミロは白い柔らかな肌に指先と舌を滑らせる。
つ、と腹部まで滑らせた舌を止め、中心には触れずに内腿にキスを繰り返す。
「ミロ、や・・・。」
内腿に舌先で触れているだけでも氷河は敏感に反応する。
ミロは解っていてわざと中心ぎりぎりのところまでしか舌を滑らさない。
「ん!」
氷河が伸ばした手を払って、顔を覗き込むようにミロは身体をずらす。
「もういきたい?」
氷河が甘い吐息をこぼしながら頷く。
「素直だな。」
ミロは笑って氷河の氷河の内腿に手を掛け、中心をあまり刺激しないように舐める。
「や・・・。ミロ・・・。」
軽い刺激を続ければ、氷河の甘い声がミロを呼ぶ。
「あ!」
くっと刺激を強くすれば、氷河は甘い声を上げる。
ミロは大きく呼吸をする氷河の頬を手の甲で撫でる。
「氷河。」
名前を呼べば、氷河は擦り寄る様にミロの手の甲にキスをして、細い腕を伸ばして抱き付いた。
「ミロ。」
耳元で甘い声がミロの名を呼ぶ。
「ミロ、大好き。」
擦り寄る氷河を抱き締めて、ミロは氷河の腿を持ち上げ、ゆっくり身体を合わせる。
「あ・・・。」
きゅっと氷河がミロに回した腕に力を入れる。
「力抜けって。」
頬にキスをすると、氷河が身体の力を抜く。

「ミロ、食べるって何?」
乱れた呼吸がおさまったころ、ミロの腕の中から、氷河はミロを見上げて聞いた。
「食べる?何を?」
ミロは氷河の前髪を掻き上げると、一瞬瞳を閉じた氷河が、もう一度ミロを見詰めて言った。
「髪が濡れたままだったら、食べて下さいって誘ってるみたいって。」
ミロは少し笑って氷河に顔を近づけた。
「エッチして下さいって誘ってるみたいだって意味で言ったんだけどな。」
そこで初めて氷河は顔を紅くしてミロから瞳をそらした。
「わざわざ説明させられるとは思わなかった。」
可笑しそうに笑うミロの腕に、氷河がきゅっと抱き付いた。
ミロは不安そうな青い瞳を見詰めてキスをする。
「いいんだよ。何にも知らなくたって。俺はお前が好きだから。」
身体を寄せる氷河を、ミロは抱きしめる。
「食べたから、ごちそうさま。」
氷河の耳元で、ミロが囁く。
食べたから、とまで付けて言われた氷河は、さすがに意味を理解して、紅くなってちらりと瞳だけを向け、すぐミロの胸の中に隠れるように額を押しつけた。


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