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「いんちき魔術師番外/月夜のマジック」

第二ミロの日、暑かったからか(部屋が^^;)頭痛くて
色々間に合いませんでしたorz

もう過ぎちゃったけど、第二ミロの日に描きたかったやつなんで
カテゴリは★ミロの日2で^^;

「いんちき魔術師番外/月夜のマジック」ミロ×氷河
続きへ。

BL苦手な方は開かないで下さいね・・・。
ミロ23完成
★第二ミロの日万歳^^vvv★

「いんちき魔術師番外/月夜のマジック」

「お前、何か欲しいものとかある?」
夕食を食べながらミロが聞けば、氷河はサラダを食べる手を止めて首を傾げた。
「・・・・・・ミロのマジック見てみたい、ミロが今までやってたの」
少し考えて、氷河は少し紅くなって答えた。
「いいけど、お前にあれ出したのと変わんないぞ?」
ミロが窓際の紅い薔薇を指差せば、氷河は頷いた。
「それでもいいよ」
「安上がりだね」
ミロは笑いながらパスタを食べる。
「じゃ、お前が片づけてる間に準備しとくよ」
「準備?」
氷河が首を傾げれば、ミロも首を傾げる。
「何だ、服装とかはこんなんでいいのか? 魔術師みたいな恰好でやってたんだけど」
Tシャツにジーンズをミロが指差せば、氷河は嬉しそうに笑った。
「じゃあ、魔術師の格好がいい」
「まあ、いんちきだけど」
ミロの言葉に氷河が笑って、ミロは少し安心する。
氷河のいろんな感情が戻ってきて、つい最近まで、特に恋愛感情には、正面からなかなか向き合ってやれなくて、氷河がよく泣いてたから。喧嘩もしたし傷付けた。

氷河がお皿を洗っている間、ミロはスーツケースからスーツを取り出し、指を鳴らしてしわを伸ばした。
ちょっとこの格好になるのは久しぶりだな、と真っ白いシャツにそでを通しながらミロは想った。
それだけ、氷河と過ごした時間が長いと言う事だ。
氷河と出会った時とは違う、真っ黒いスーツに、真っ白いシャツ、紅い蝶ネクタイ、白い手袋をはめて、ミロはカーテンを開けて、氷河が皿を洗い終るのを見計らって、指を鳴らし、電気を消した。
急に電気が消えたから、氷河は月の明かりの差す窓へ顔を向けた。
窓際に寄り掛かっていたミロが、氷河を見て笑う。
「来いよ」
もともと身長もあるし、細身だけれど肩幅もあるし、スーツが似合う。
氷河はミロを見てどきりとした。
氷河は頷いて、ミロの傍まで歩いて行く。
ちょこん、とミロの前に、フローリングの床の上に座った氷河を見て、ミロが笑った。
「ソファに座ってみればいいのに」
氷河は首を横に振って笑う。
ソファに座っては、身体の向きを変えないといけないし、真正面にはならないからだ。
「じゃ、始めようか?」
ミロは手に持っていたシルクハットを一度かぶり、すい、と帽子を取ると同時にお辞儀をする。
「何もないこの帽子から?」
ミロは帽子をさかさまにして指を鳴らす。
と同時に赤、青、黄色に緑、色とりどりのテープに紙ふぶき。
「うわあ!」
氷河は楽しそうに拍手をする、そんな氷河を見てミロも笑う。
「次は?」
まだ紙ふぶきの舞う中、ミロは
さかさまにした帽子の上で指を鳴らす。
「くっくっく!」
ばたばたと真っ白いハトが飛び出す、ミロがもう一度指を鳴らせば、同じようにもう一羽白いハトが飛び出して、一羽はミロの肩に、一羽は氷河の肩に泊まった。
「くすぐったい」
氷河の髪をくいくい、とハトが引っ張ったものだから、氷河はそれでも、なるべく鳩を驚かせないように笑うのを我慢する。
「ほら! 戻ってこい!」
ミロが帽子を持った方の手を上げれば、ミロの肩に止まったハトも、氷河の肩に止まったハトも、ばたばたと羽を動かして、ミロの周りを飛び、ミロは帽子を網代わりのようにくるりと回し、白いハトは二匹とも帽子の中に戻って行った。
「ミロ、ハト、どうなるの?」
氷河が心配そうに聞けば、ミロは笑う。
「大丈夫だよ、いんちきじゃないんだから」
それを聞いて氷河はほっとする。
「お前が茶々を入れるから。そうじゃなかったらハトたちは」
ごめんなさい、と小さな声で謝った氷河を見て、ミロは指を鳴らして笑う。
「白い薔薇になりましたってなるんだよ」
ラッピングされた白い薔薇の花束を、ミロは膝まづいて氷河に手渡す。
「どうぞ」
「有難う」
嬉しそうに笑う氷河を少しの間ミロは見詰めて、思い出したように帽子を氷河に差し出した。
「中を探してみて、何にもないね? 次は何が出てきたら嬉しい?」
氷河は帽子の中に片方の手を入れてくるりと触ってみる、何にもない帽子から、何が出てきたら嬉しいだろう?
「・・・・・・猫とか」
手を出して、薔薇の花束を抱えて笑う氷河を見て、ミロは笑いながら頷く。
「なるほど。じゃ、ご希望通りに」
膝まづいたまま指を鳴らすが、猫は顔を出さない。
氷河はどうなるのか楽しそうに見ている。
ミロはゆっくり帽子の中に手を入れる。
仔猫かな。
「残念、失敗でした」
ミロは笑いながら氷河の目の前に閉じた手を開いて見せた。
月の光に、白銀のリングが二つ光る。
ミロは帽子を横に置いて、リングを持ち替えながら両手の手袋を外す。
両手の手袋を外すと、ミロは氷河の左手を取って、リングの大きさを見比べて、細い方を氷河の薬指に通し、キスをした。
「こっちは、お前がはめて」
ミロは氷河の持つ白い薔薇の花束を氷河の隣に置き、氷河の手にもう一つのリングを渡して左手を差し出した。
氷河は黙ってミロの手を取って、そっと薬指にリングを通す。
ミロは笑いながら左手で氷河の頭をくしゃくしゃにした。
「失敗したから今日はもう終わり。お前、薬指のリングの意味、知ってんのかな」
氷河は想った通り首を横に振る。
ミロは笑いながらネクタイを外す。
「やっぱり。教えてやる代わりと、マジック見た報酬は払って貰わなきゃ」
「お財布・・・・・・」
立ち上がろうとした氷河の肩を掴んで、ミロは氷河の身体を倒す。
「金貰ってどうすんだよ」
ミロは笑いながら氷河にキスをして、左手の指を絡めながら、シャツのボタンを外す。
「床の上じゃ痛いか」
ソファに目をやれば、氷河が腕を伸ばしてミロの首に回し、くい、と力を入れた。
「ここで構わない?」
頷く氷河を見て、ミロは氷河にキスをしながら、氷河のシャツのボタンを外していく。

「あ・・・・・・!」
月明かりの下の氷河の肌は普段よりさらに白く見えて、ミロは氷河に刺激を与えるのを少しやめて、氷河の肌に指先を、舌を滑らせる。
「ん・・・・・・!」
白い首筋を強く吸えば、弱い氷河はびくりと身体を竦める。
ミロは上半身を起こして、ゆっくり氷河に刺激を与え、甘い声を聞く。

床に寝転がったまま、ミロはうつ伏せに、氷河の頭に手を伸ばしてくしゃくしゃにした。
氷河はミロの腕に手を回して、ころん、とミロに擦り寄る。
「ミロ、薬指の指輪って何?」
「結婚指輪」
何時もみたいに茶化した様子でもなく、ミロが静かに笑うから、氷河は紅くなった。
「ちゃんと、好きだって言ったろ?」
小さく頷く氷河を見て、ミロは氷河を押さえつけて、キスをした。
月明かりの中、指を絡め、ミロはもう一度氷河を抱いた。

END

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